過労死を防止するための法律の制定に向け、遺族らが神戸市内で署名活動を行いました。
神戸市内で行われた署名活動には、過労死で子どもを亡くした遺族らが集まりました。
過労による脳や心臓の疾患などで労災認定を受けるケースは去年度だけでも600件以上にのぼり、大きな社会問題となっています。
こうした状況を防ぐため、遺族らは国などが過労死の実態を明らかにすることを柱とした「過労死防止基本法」の制定を求める署名活動を行い、これまでに全国で30万人分以上の署名が集まっています。
【過労死で息子を亡くした西垣迪世さんは】
「健康的に働き健康的に暮らせる国になるように、そう思ってこの法案を作って頂きたい」
遺族らは今後、100万人分の署名を目標に活動を続けるということです。
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