和歌山県那智勝浦町にある熊野那智大社では、温泉のお湯を奉納してその恵みに感謝する「献湯祭」が行われました。
熊野那智大社には、地元・勝浦温泉の旅館や民宿の関係者がそれぞれ朝一番に汲み上げた温泉のお湯を「角樽」に入れて持ちより、神前へと進みました。
この献湯祭は自然の恵みに感謝し、温泉郷の発展を願って毎年、行われています。
勝浦温泉には、毎年60万人ほどの観光客が訪れていますが、去年の台風による災害のあと、観光客が減っていることから参列した人たちは観光の復興も祈願しました。
また、境内では温泉の湯でついた「温泉餅」を参拝者に振舞う「餅投げ」も行われました。
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