兵庫県相生市では、播磨灘の冬の味覚「養殖カキ」の水揚げがはじまり、連日、出荷作業が行われています。
相生湾の沖合いおよそ1キロの海に設置された180基のカキいかだでは、連日、大きく育ったカキが次々と引き揚げられています。
相生で養殖されるカキの一部は、東北地方の種ガキを使っていましたが、東日本大震災の影響でことしも種ガキが手に入らないため、広島県から仕入れているということです。
ことしは大きさ・味ともに例年並みで、寒さが増すにつれさらに大きく、味も良くなっていくということです。
この養殖カキは、ことしは800トンの水揚げを見込んでいて、来年4月ごろまで主に京阪神方面に出荷されます。
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