恐喝の罪に問われている指定暴力団・山口組のナンバー2の男の裁判で、京都地方検察庁は男に懲役10年を求刑しました。
恐喝の罪に問われているのは、6代目山口組のナンバー2で弘道会会長の高山清司被告(65)です。
起訴状によりますと高山被告は、他の暴力団組員と共謀して京都市の男性(66)に「全面的に面倒をみるのでみかじめ料が欲しい」と要求し、4000万円を脅し取ったとされます。
これまでの裁判で、高山被告は「私は無実です」と無罪を主張していて、ことし6月に保釈金15億円を納め、保釈されています。
12日の裁判で、検察側は「配下の組員が無断で被告の名を使うことはないため共謀は明らかであり、きわめて悪質な犯行だ」と主張して、懲役10年を求刑しました。
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