兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、住宅の床下から遺体で見つかった女性の弟が、「本人がしゃべる気になっていればこんな目に遭わなかった」と辛い胸の内を語りました。
【安藤みつゑさんの弟】
「亡くなったっていうのを聞いた時から辛いです。なんとも言えん気持ちです」
こう話すのは、亡くなった安藤みつゑさん(71)の弟。
安藤さんは、仲島茉莉子さん(29)、谷本隆さん(68)とともに尼崎市の住宅の床下から遺体で見つかりました。
安藤さんは、20代の頃から角田美代子容疑者と同居をはじめました。
そして、40代の頃、一度おびえた様子で家族の元に帰ってきたものの、何も言わずに美代子容疑者の元に戻ったということです。
【安藤さんの弟】
「お金しかないと思うから『お金やったらみんなでちょっとでも返していくからこっちに帰っといで』ってみんなに言われた。何を言ってもしゃべらんのですわ。泣きそうな顔をしているだけで。その時に本人がしゃべる気になってたらこんな目に遭わずにすんだんやけど・・・」
その後も美代子容疑者と同居していた安藤さんは、しばらく音信不通だった弟の元に7年前、「結婚式に出てくれ」と言いに来ましたが、弟は断ったということです。
そして、美代子容疑者の自宅マンションで暴行された後、物置小屋に監禁され衰弱して死亡したとみられています。
小屋には監視カメラが付いていたとの供述もあり、警察は、美代子容疑者らが状態を認識しながら死ぬまで放置した疑いもあるとみて捜査を進めています。
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