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大雨警報出ているのに・・・解除前に職員全員が帰る

11日、強い雨が降った和歌山県那智勝浦町で、大雨警報が解除される前に、町の職員全員が帰宅していたことが分かりました。 【那智勝浦町役場の防災担当者】 「安全と判断したので警報解除前に解散した」 那智勝浦町では、11日、発達した低気圧の影響で大雨・洪水警報が発令され、例年の半月分の雨がわずか1日で降りました。 ケガ人や大きな被害はなかったものの、大雨警報が解除された午後11時12分のおよそ40分前となる午後10時半ごろまでには、職員が全員帰宅していたことが明らかとなったのです。 【那智勝浦町役場の防災担当者】 「雨自体もかなり前から止んでいた。インターネット等で雨雲も確認した。町の判断で解散ということになった」 那智勝浦町では、去年9月の豪雨災害で那智川が氾濫し、28人が死亡、1人が行方不明と大きな被害が出ているだけに住民も複雑です。 【那智川近くに住む人】 「ひどい災害があったのに、意識を持っていないのかという不信感が沸く」 11日の雨で土砂崩れが発生した場所のすぐ裏手には、町の仮設住宅があります。 【仮設住宅に暮らす人】 「ちょっと腑に落ちない。もうちょっときっちりしてもらわないと」 那智勝浦町の寺本眞一町長は 「住民の安全確認はしっかりしていたが意識が甘かった。今後も気を引き締めて指示を徹底したい」と述べています。

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