兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で逮捕された、角田美代子容疑者の義理の娘らに対する別の窃盗事件の裁判が14日開かれ、義理の娘らは、行方不明になっている女性の預金を無断で引き出したことを認めました。
角田瑠衣被告（27）と三枝子被告（59）は、瑠衣被告の祖母で行方不明になっている皆吉ノリさん（88）とその長男の口座から、約800万円を無断で引き出したとされます。
２人は、死体遺棄容疑で逮捕された角田美代子容疑者（64）の義理の娘と義理の妹で、ともに逮捕されています。
14日の公判で２人は、皆吉さんの預金を引き出したことについて「間違いありません」と話しました。
検察側は「２人は皆吉さんが行方不明になっているのを知りながら、年金事務所では『元気にしていると聞いている』とウソの説明をした」と指摘しました。
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