横田めぐみさんの拉致から35年となる15日、4年ぶりとなる日本と北朝鮮の局長級による政府間協議が始まりました。
【横田滋さん】
「動きだしたことは解決の望みが出てきたということで、今回はおおいに期待している」
4年ぶりとなる本格的な日朝間の協議に期待を寄せる横田めぐみさんの父・滋さん。
めぐみさんの拉致から35年となる15日、日本と北朝鮮の局長級の政府間協議が始まりました。
日本側は今回の協議で拉致問題を話し合うとしています。
一方、政府が横田夫妻の北朝鮮への訪問とめぐみさんの娘との面会を北朝鮮と非公式に協議していることがわかりました。
【横田早紀江さん】
「さがしていた人(めぐみさん)がいたら行きますが、今の状態では家族4人とも考えていない」
【横田滋さん】
「(北朝鮮の)「拉致そのものが終わった」ということに賛同せず、できるだけ多くの人が帰国できるように努力してほしい」
一方、有本恵子さんの両親は衆議院解散の前日に始まった今回の協議には、期待できないと話します。
【有本嘉代子さん】
「せっかく行って下さったんだけど(拉致問題の協議は)難しいんじゃないかと思いますね。16日に解散するとおっしゃってくいださったから、これで本当にきちんとした政権ができればいいなと思ってるんですけど」
協議は、15日と16日の2日間の予定ですが、内容によっては、17日まで延長して行われる可能性もあります。
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