京都府宮津市の酒蔵では、ことし取れたばかりの米で作られた新酒の初しぼりが始まりました。
創業180年の歴史を持つ宮津市の造り酒屋では、新米で作る酒の仕込みが行われています。
取れたばかりの米を蒸して、麹を作りじっくりと寝かせます。
ことしは気温が高かったことから、冷房で酒蔵の温度を10度程度に保ちながら酒を仕込んでいます。
発酵が進んで熟成したもろみをタンクに入れて搾ります。
ことしは良質の米が収穫できたため、香りが豊かでやや辛口の新酒に仕上がったということです。
【ハクレイ酒造・杜氏 須川陽司さん】
「コクがあって厚みのあるお酒になったと思います」
酒蔵の軒先には新酒ができたことを表す新しい「杉玉」が飾られました。
この新酒は来月1日から販売されます。
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