高校生が仕入れから販売までを行う模擬デパートが17日から和歌山市の高校で開かれています。
市立和歌山高校で行われている「市高デパート」と名づけられたこの催しには朝から大勢の客が駆けつけました。
【高校生】
「いらっしゃいませ~、まぐろいかがですか」
「市高デパート」は、生徒の職業体験の場として開催されていて、校庭や体育館には魚や野菜・日用品など約1000種類の商品が並べられ、全校生徒765人が売り場に立ちます。
荒巻鮭売り場にはオープンと同時に長い行列が出来て、用意された600本の新巻き鮭は20分で売り切れました。
販売される商品は人件費がかからないため、一般の店に比べて最大で5割引きと格安で会場は生徒とお客さんのやりとりで活気に溢れていました。
【客は】
「この時しか安く買えないので、いつも来ています。美味しいところも教えてもらってとても嬉しい」
この「市高デパート」は、18日も開かれます。
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