徳島県海陽町の妙見山では「ヤッコ草」が今年も姿を見せ始め、冬の訪れを告げています。
静かな神社の境内で、枯葉の隙間から乳白色のかわいらしい姿をのぞかせている「ヤッコ草」。
徳島県海陽町の妙見山では、毎年、冬が始まるこの時期に、椎の木の根に自生した「ヤッコ草」が姿を現しています。ヤッコ草は熱帯性の植物で、妙見山が世界で最も北にある自生地域と言われていて、県の天然記念物として、大切に保護されています。大きさは、3センチ程で、両手を広げた奴さんに姿が似ていることからこう名づけられ、甘い蜜を求めて、昆虫や鳥がたくさん群がります。
ヤッコ草は今がちょうど見ごろで、休日には、訪れた人たちが、かわいらしい姿をカメラに収めているということです。
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