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上場廃止免れるため山林の価値を過大評価し違法増資

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大阪の不動産会社の元社長らが、債務超過による上場廃止を免れるため資産である山林の価値を過大に評価し、違法な増資をしたとして逮捕されました。 金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市の不動産会社「セイクレスト」の元社長・青木勝稔容疑者(49)と不動産業・「合同会社カナヤマ」の実質的経営者・松尾隆容疑者(67)です。 青木容疑者らは、去年3月、経営難だった「セイクレスト」が、2期連続の債務超過になりジャスダックを上場廃止になるのを避けるため、違法な増資をした疑いが持たれています。 警察によりますと、青木容疑者らは、増資のために現物出資した和歌山県白浜町の山林に20億円の価値があると過大に評価し、公表していました。 【青木容疑者】 「弁護士のセカンドオピニオンまで取ってる物件なんですよ。承認まで得てる物件なので。その辺に対して偽計って言われても」 破産管財人によると、土地の価格は、約4億円ですが、セイクレストは、過大評価による増資で債務超過を免れました。 警察は、犯行の経緯を詳しく調べています。

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