京都府亀岡市で10人が死傷した暴走事件で京都地方検察庁は車の助手席に乗っていた少年の裁判について控訴を断念しました。
亀岡市で10人が死傷した暴走事件では助手席に乗っていた19歳の少年が無免許運転ほう助の罪に問われ、懲役6か月、執行猶予3年の判決が言い渡されました。
京都地検は当初「判決に納得がいかない」とする遺族らの感情を考慮して控訴する方針でしたが、30日控訴を断念することを決定しました。
京都地検は「一審判決の量刑を控訴審で覆すのは困難と判断した」とコメントしています。
事件をめぐる裁判では、暴走した車を所有していた少年が無免許運転教唆の罪に問われ罰金刑の判決が下されたましたが、京都地検が先月13日に控訴しています。
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