和歌山県の熊野那智大社で毎年7月に奉納される伝統芸能『那智の田楽』が、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
ユネスコの無形文化遺産に決まった『那智の田楽』は、豊作などを願って笛や太鼓を演奏しながら踊る伝統芸能です。
約600年前から始まっている『那智の田楽』は、和歌山県の熊野那智大社で毎年7月14日に行われる例大祭で奉納されます。
『那智の田楽』の登録を巡っては、ユネスコから文化的な意義など更なる情報を求められていましたが、文化庁は6日、正式に登録が決まったことを発表しました。
【熊野那智大社・朝日芳英 宮司】
「世界遺産になったということで、本当に喜ばしいことであります。たくさんの芸能がある中で選ばれた。さすが熊野に伝わる神事だなと、喜ばしく思っております」
これにより、日本の無形文化遺産は21件となります。
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