衆議院選挙の公示後、初めて地元入りした藤村官房長官が、北朝鮮による事実上の弾道ミサイル発射予告について、「さっさと打ち上げしてくれるといい」と発言しました。
(午後3時半ごろ)
【記者】
「きょうは最後になるんですか?選挙区に入るのは」
【藤村修官房長官】
「要は北のミサイルがいつ上がるかですわ。さっさと月曜日に上げてくれるといいんですけど」
記者から、「今後も地元で選挙活動を行うか」と問われた藤村官房長官は、7日午後、このように述べました。
藤村官房長官は、7日午前、政府の見解として、「北朝鮮にはミサイルを発射しないよう強く自制を求めている」と述べていました。
午後6時ごろ、藤村官房長官は改めて会見を開き、「言葉が足りなかった」と釈明しました。
(午後6時ごろ)
【藤村修官房長官】
「北朝鮮のミサイル発射に対しては、打ち上げをまず断念させるべく圧力をかけ、要請をしていると、このことに変わりはありません。地元に帰ってお話を申し上げたいと、そんな気持ちから来週のことを聞かれて申し上げましたが」
東北地方で起きた地震を受け、藤村官房長官は、地元での予定を変更して官邸に戻るということです。
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