京都・祇園の旅館に修学旅行で宿泊していた2つの高校の生徒合わせておよそ100人が、下痢や嘔吐など食中毒のような症状を訴え、病院に搬送されました。
うち4人は、ノロウィルスに感染した疑いがあります。
7日午前3時ごろ、京都市東山区祇園町の旅館「花楽」に修学旅行で宿泊していた岩手県立盛岡第一高校の1年生35人が、下痢や嘔吐の症状を訴えました。
このうち3人は、自力で歩くことができない状態だということです。
生徒らは、5日からこの旅館に宿泊し、5日の夕食と、6日の朝食を食べていました。
またこの旅館に、今月3日から2泊した岩手県立花巻南高校の生徒と教員61人も、下痢や嘔吐などの症状を訴えていて、うち生徒4人はノロウィルスに感染している疑いがあるということです。
京都市は、感染症や食中毒の疑いがあるとみて、原因の特定を急いでいます。
↧