兵庫県尼崎市などで起きた殺人・連続死体遺棄事件の角田美代子容疑者が自殺した問題で、兵庫県警が留置場の監視員から事情を聴いていることがわかりました。
殺人などの疑いで逮捕された角田美代子容疑者(64)は12日、兵庫県警察本部の留置場で首に長袖のTシャツを結んで自殺しました。
角田容疑者は、弁護士だけでなく捜査員に対しても取り調べの中で自殺をほのめかす発言をしていて、兵庫県警は「特別要注意者」に指定していました。
しかし、監視体制は最も低いレベルだったことなどから、兵庫県警は「留置管理上のミスがなかったとは言えない」として、当時監視にあたっていた職員らから事情を聴き検証しています。
また、一連の事件で逮捕されている他の7人にも角田容疑者が自殺したことが伝わっていて、警察は7人を「特別要注意者」に指定し監視を強めています。
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