飲食店で従業員に暴行したとして強制起訴された、徳島県石井町の町長の裁判で、検察側は罰金20万円を求刑しました。
町長は、無罪を主張しています。
徳島県石井町の河野俊明町長(67)は、2009年7月、徳島市内の飲食店で、女性従業員の顔に拳を押しつけたとして暴行の罪に問われています。
河野町長は、検察審査会の2度の議決を経て、強制起訴されました。
17日の公判で、検察官役の指定弁護士は、「町長という立場の人が犯罪行為に及んだ場合、一般市民に比べて厳しい評価を受けるべき」と述べて罰金20万円を求刑しました。
一方、町長側は「女性の供述は信用できない」と述べ、無罪を主張しました。
【徳島県石井町の河野俊明町長】
「町民や県民のみなさんに恥じるようなことは一切してません」
「こんな裁判してたら日本中ぜんぶ冤罪ばっかりですよ」
判決は、来年2月8日に言い渡される予定です。
↧