捕鯨の町として知られる和歌山県太地町の「くじらの博物館」では、展示物に1年間たまったホコリを落とす「すす払い」が行われました。
博物館のエントランスには、天井から吊り下げられた全長15mあまりの実物大のセミクジラの模型が飾られています。
命綱をつけた職員らが揺れる模型の背中にのぼり、モップを使って1年間の汚れを落としていきました。
また、他のクジラの骨格標本や古式捕鯨の様子を再現した人形なども、職員たちが1つ1つホコリを落としていきます。
積もったホコリが落とされると巨大クジラに輝きが戻り、新年を迎える準備が整いました。
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