経営再建中のシャープが、中国のパソコン大手・レノボグループと、液晶テレビ事業での提携や工場の売却について交渉していることがわかりました。
シャープは、台湾の鴻海精密工業と、中国の南京などにある海外の3つのテレビ工場の売却や本格的な出資について交渉してきました。
しかし、交渉が難航していることから、南京のテレビ工場の売却先として中国のパソコン大手・レノボと交渉を進めているということです。
またレノボとは、液晶テレビ「アクオス」の中国での販売などテレビ事業の提携についても交渉しているということです。
シャープは提携で、稼働率の低迷に悩む国内の液晶パネル工場の出荷量を増やすとともに、海外の工場の売却で資金の確保を急ぐ考えです。
↧