6434人が犠牲となった阪神淡路大震災の被災地から18年です。
被災地は、亡くなった人への祈りに包まれました。
灯籠あの日から18年―
~東遊園地(神戸・中央区)~
【妹を亡くした男性】
「毎年来ていますが、・・・うん・・・・ずっとこういう事を続けて忘れないようにしていきたい。」
~地震が起きた午前5時46分に黙祷~
【被災者】
「(震災は)きのうのような思いです。過去じゃなしに引きずって生きています」
【東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市で息子を亡くした女性】
「亡くなった方を思う気持ちは同じだと思うので、私も(息子を)連れてきている気持ちでいますし、一緒に拝ませていただきました」
~慰霊と復興のモニュメント(神戸・中央区)~
【娘を亡くした男性】
「『きょうはお前に会える日やから、1年に1回会える日やから。また来年も元気でまた会おうと。だから天国で見守ってほしい』と(語りかけた)」
~ポケットパーク(神戸市長田区)~
地区の住民約100人が犠牲に―
「わたしらには早いけど、亡くなった人をきょうも思い出して涙してたんです」
「20年30年と区切りせず、風化せんように行事をやっていこうと思う」
~児童5人が犠牲になった高木小学校(西宮市)~
【児童】
「(18年前は)まだ生まれていなかったけど、東日本の現場に行ったりして地震の恐ろしさをだいぶ知ったので、これからは亡くなった人たちの分まで地震に備えて頑張っていこうと思いました。」
復興したように見える街並み
一方で再開発後も空き店舗が目立つ商店街も―
【大正筋商店街・伊東正和理事長】
「建物は良くなったけど、被災した仲間が戻ってきて、元の場所にお店ができて、笑顔で商売できてはじめて復興だと思う」
~復興住宅・退去の期限が迫る~
去年1年間で孤独死は61人―
【入居者の女性】
「いつの間に18年立ったのかと思う。ここから出て行けない。死を待つようなもの。ここを変わったら。」
今年も東北の人と心を一つに―
東日本大
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