和歌山県田辺市でおととし大きな被害を出した、台風12号による豪雨災害の記録を後世に伝える石碑の除幕式が行われました。
18日に田辺市本宮町で行われた除幕式には市長や住民ら約60人が出席しました。
本宮町はおととし9月、台風12号による川の氾濫や土砂崩れなどで248軒の住宅が全壊や半壊の被害を受け、1人が亡くなりました。
町内6ヵ所に設置される石碑には、昭和28年の大水害や
昭和34年の伊勢湾台風の水位も示されています。
【真砂充敏・田辺市長】
「こうした記録を後世に伝えながら災害に強い町をつくっていくと、そういう決意を新たにしています」
田辺市では石碑を大災害の教訓として、住民の防災意識の向上につなげていくとしています。
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