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“津波てんでんこ”できた?海沿いの小学校で避難訓練

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近い将来起こるとされる南海トラフ巨大地震に備え、和歌山県新宮市の小学校では、各自がばらばらに避難する「津波てんでんこ」の訓練が行われました。 海からおよそ1キロ離れた新宮市の三輪崎小学校。 訓練の合図とともに、およそ400人の児童が一斉に駆け出しました。 新宮市では、南海トラフ巨大地震の発生後、わずか10分ほどで最大14メートルの津波が到達するとされます。 このため児童は、およそ300メートル離れた高台を目指します。 その逃げ方は、「津波てんでんこ」。 これは、周りの人に構わず各自がばらばらに逃げて命を守るというもので、東日本大震災でも多くの人が助かりました。 【児童】 「実際には自分だけでもしっかり逃げようと思う」 【三輪崎小学校・田原光英校長】 「並んで避難しない、それぞれが『津波てんでんこ』の避難訓練。命をしっかり守るという防災学習・教育を進めていきたい」 この小学校では、少しでも早く避難できるよう訓練を重ねていくということです。

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