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犬養毅の書 那智勝浦町で見つかる

五・一五事件で暗殺された政治家・犬養毅が揮毫した書が、和歌山県那智勝浦町の小学校で見つかりました。 那智勝浦町の下里小学校で見つかった書です。 中国の経典にある「弗為胡成(なさずんばなんぞならん)」という言葉が力強い筆さばきで書かれ、「何事も進んで実行しなければ、成果を得られない」という意味です。 五・一五事件で暗殺された政治家・犬養毅が大正3年にここで講演した際に書いたものとみられ、校舎に掲げられていましたが、昭和50年代に取り壊されてから行方が分からなくなっていました。 今回、学校統廃合に伴い倉庫を整理していた校長が、偶然見つけたということです。 【那智勝浦町立下里小学校・林眞一校長】 「探して見つからなかったもので、まさか奥に片付けてくれてると思ってなかったもので…」 学校では、書を修復して春の卒業式に披露したいと話しています。

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