大阪市北区の工場跡地から戦時中のアメリカ軍の不発弾が見つかり、2日から付近を立入禁止にして撤去作業が行なわれました。
不発弾が見つかったのは、大阪市北区長柄東の製薬会社の工場跡地です。
太平洋戦争中にアメリカ軍が落とした1トン爆弾とみられ、本体は2つに裂け、弾頭に信管が残っていて陸上自衛隊が午前9時から撤去作業にあたりました。
大阪市などは現場の半径300m以内を避難区域とし、ここに住む約2800世帯・6000人には、近くの小学校などに避難するよう呼びかけました。
【避難した人は】
「大丈夫とは思ってるけど、ちょっとは怖いかなという感じです」
「ひょっとしたらということもあるんで逃げてきた」
また付近の道路も通行止めになり、一部の市バスが迂回ルートを通りましたが、地下鉄の運行に影響はありませんでした。
撤去作業は開始から約5時間後の、午後2時過ぎに終了しました。
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