今年7月、大阪府泉南市のプールで小学1年生の男の子が死亡した事故で、市の事故調査委員会が報告書をまとめました。
報告書は、市と管理業者が「危険性の認識が欠如していた」と厳しく指摘しています。
事故調査委員会がまとめた報告書は、泉南市の向井通彦市長に手渡されました。
この事故は今年7月、小学1年生の保苅築君(7)が学校のプールで溺れて死亡したもので、事故当時、管理業者の監視員が誰もいなかったことや監視員不足が常態化していたことが明らかになっていました。
報告書は業者の監視体制が不十分としたほか、市側も業者に監視業務を行う能力があるか確認せず任せていたとして、「すべての関係者に危険性の認識が欠如していた」と厳しく指摘しました。
向井市長は、「報告書に基づいて再発防止に取り組みたい」と話しています。
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