東大阪市のジャスダック上場企業の幹部社員が会社名義のクレジットカードを使い、約1億3千万円を私的に流用していたことが分かりました。
被害にあったのは半導体保護資材のシェアが世界でトップクラスを誇る東大阪市の化学メーカー「アテクト」です。
アテクトによりますと、経理を担当していた管理職の社員が無断で会社名義のクレジットカードを数枚作って決済を行い、4年間で約1億3000万円を私的に流用していたということです。
使われた金額が大きいことを不審に思ったカード会社の報告で発覚しました。
「管理部門を支える一人だったので非常にショックを受けている。損害額全損となると売り上げ28億円の会社にはかなり大きな金額」(アテクトの担当者)
アテクトは管理職の社員を先週懲戒解雇していて、刑事告発も視野に入れて対応するとしています。
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