２５日、大阪市東成区の病院で６２歳の男性患者が乗っていた車いすが燃え、患者は全身を火傷して２７日朝、死亡しました。
警察は何者かが放火したとみて調べています。
２５日午後３時２０分ごろ、東成区中道３丁目にある岩木病院の病室で、男性患者の車いすが燃える火事がありました。
患者は肺結核などを患って先月から入院していた阿部成夫さん（６２）で、全身をやけどして別の病院に搬送されましたが、２７日朝、死亡しました。
警察の調べによりますと部屋は７人部屋で、出火当時他にも入院患者がいましたが、認知症や寝たきりの人が多く、事情聴取は難航しているということです。
部屋に火の気がなく、車いすから発火する可能性も低いことから、警察は何者かが火をつけたとみて現住建造物等放火と殺人未遂の疑いで捜査しています。
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