橋下大阪市長が提唱する大阪都構想の実現に向けて、大阪府と大阪市の二重行政を解消し、広域行政を一本化する「府市統合本部」が発足しました。
【橋下大阪市長】「大阪府庁と大阪市役所の職員が力をあわせれば全国の自治体でもナンバー1、ダントツのナンバー1の力が発揮できると思う」きょう午前、大阪府咲洲庁舎で行われた府市統合本部会議の初会合には本部長の松井知事と、副本部長の橋下市長のほか、特別顧問の堺屋太一氏ら9人が参加しました。
会議では統合本部の位置づけや、特別顧問の役割などを確認しました。
【橋下市長】「僕も府知事時代、大阪全体のグランドデザイン描こうと思ったが大阪市内のことは大阪市役所がやっていた。(統合本部で)大阪全体の都市構造をもう一度描ききる」統合本部はただちに府と市の二重行政解消にとりかかり、来年の夏ごろまでに新しい大都市制度をまとめて国に提案する方針です。
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