大阪市の橋下徹市長は、市役所と職員労働組合を適正な労使関係にするために新たな条例を作る考えを示しました。
大阪市職員の労働組合を巡っては、一部の組合員が勤務時間中に平松前市長を応援する政治活動をしていたとして組合幹部が4日午前、橋下市長のもとに謝罪に訪れました。しかし、その後に行われた市役所幹部への年頭挨拶で橋下市長は「組合の体質を根本的に改める必要がある」として、新たに条例を制定し、労使の関係を改める考えを示しました。
【橋下徹・大阪市長】
「対組合適正化条例とでもいうんですかね。市役所組織自体を対組合との関係において適正化していくような条例を作っていきたい」
橋下市長は2月議会で条例の成立を目指すとともに、条例とは別に組合の事務所を4月までに市役所から退去させる方針も示しています。
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