福井県にある関西電力の高浜原発2号機が定期検査で25日夜、運転を停止します。82.6万キロワットを発電する高浜原発2号機は、25日からの定期検査で、夜遅くにも運転を停止する見込みです。
福島第一原発事故の影響で、一度検査のために停止すると再稼動するのが難しいため、高浜2号機は、燃料の消耗とともに出力をゆるやかに下げる「コーストダウン運転」で法定期限の25日まで発電していました。これで、関電管内の原発は、11基のうち8基が停止したことになり、残りも来年2月までにすべて停止する予定です。
関電はこの冬、電力が最大9.5%不足すると予測していて、来月19日から「10%以上」の節電を呼びかけています。
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