港町・神戸を見守り続けて半世紀。
『神戸ポートタワー』が21日で、開業から50周年を迎えました。
21日、50歳の誕生日を迎えた『神戸ポートタワー』。
地元の子どもたちやタワーのマスコットキャラクターたちが集まり、お祝いをしました。
22日までは、開業当時の値段と同じ、大人150円、子ども80円でタワーの展望台に入場できるともあって、朝から多くのお客さんで賑わいました。
【来場者】
「ほら、パパの会社見てみ?見える?」
【子ども】
「なんか、見えた」
1963年に開業した『神戸ポートタワー』。
高度成長期の真っただ中に建てられ、強い風や地震にも耐えられるようにと、真っ赤な鉄管を斜めに組み合わせた斬新なデザインが当時、話題となりました。
阪神淡路大震災の時も、高さ108メートルのタワーに大きな被害はなく、1ヵ月後にはライトアップを再開。
傷ついた神戸の街を照らし続けました。
タワーの中に、開業当時から変わらぬ人気を集めている場所があります。
【来場者】
「動くの?なんで?」
よくみると…、床が動いています。
こちらは、タワーの83メートル部分にある「回転喫茶」。
客席部分がメリーゴーラウンドのようにゆっくりと回転して動く仕組みとなっていて、街を360度、見渡しながらお茶を楽しむことができます。
【来場者】
「やっぱり、神戸のシンボルよ」
「50年も経ったのかしらと思う」
「イルミネーションも綺麗になったしね」
港街を見守り続けて50年。
これからも神戸のシンボルとして、愛され続けることでしょう。
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