橋下市長が実現を目指す「大阪都構想」の必要性ついて、有識者からのヒアリングが行われました。
しかし、出席した有識者は全員都構想の推進派です。
【大阪市・橋下徹 市長】
「議論が矮小化されてきているところがありますので、もう一度有識者の皆さんに、大都市制度の問題点と、特に大阪府・大阪市の問題点、これを変えなければいけない意義、理由についてもう一度議論をして欲しい」
橋下市長は21日午前、都構想の効果や必要性について、有識者4人からインターネットを通して意見を聞きました。
都構想については、コスト削減の効果額が当初目標にしていた年間4000億円からほど遠い、最大976億円と試算され、疑問の声が高まっています。
有識者からは、「住民のニーズに沿ったサービスを提供できる」などと、実現を後押しする意見が相次ぎました。
しかし、出席した有識者は全員橋下市長のブレーンで、一部の議員からは「出来レースだ」と批判が上がっています。
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