大阪府吹田市の井上哲也市長が代表を務めていた政党支部の政治資金収支報告書に「虚偽の記載があった」として、市民団体が21日、大阪地方検察庁に告発しました。
告発した市民団体によりますと、吹田市の井上市長が代表を務めていた自民党の2つの政党支部では3年前、交付金のやりとりがなかったにも関わらず、毎月10万円、あわせて100万円を交付したと、政治資金収支報告書に記載していました。
どちらの政党支部も同じ人物が会計責任者を務めていて、交付金を受け取ったとする領収書も作成していました。
【吹田市・井上哲也 市長】
「会計責任者の方からミスだという報告を受けていますので、その通りだと思っています。私に監督責任があるとか無いとかいう問題ではない」
井上市長を巡っては21日、新たに、後援会が3年前に大阪維新の会から寄付金約100万円を受け取ったにも関わらず、政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かっています。
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