21日夕方、兵庫県川西市にある能勢電鉄の踏切の中で、高齢の女性が転倒し電車にはねられ死亡しました。
午後4時半ごろ、川西市絹延町の能勢電鉄妙見線の踏切で、杖をついた女性が歩いて渡ろうとしたところ遮断機が下り、中から出られなくなりました。
その後女性は、線路の上に仰向けにふさがるような形で転倒し、車から降りてきた男性が救助しようとしましたが、間に合わず、電車にはねられました。
はねられたのは川西市に住む88歳の女性とみられ、頭の骨を折るなどして搬送先の病院で死亡しました。
踏切には障害物を検知する装置が設置されていましたが、女性が倒れていたため、作動しなかったとみられます。
警察は女性の身元の確認を急ぐとともに、事故の詳しい原因を調べています。
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