堺市は勤務時間中にタバコを吸うために公用車で外出し、女子高校生をひき逃げした職員など4人を処分しました。
【上下水道局の会見より】
「ここに深くお詫び申し上げます」
堺市上下水道局の男性職員(60)はことし6月、公用車を運転中、自転車に乗っていた女子高校生と接触しましたが、声を掛けただけで警察に連絡せず走り去りました。
女子高校生は軽いけがです。
そして、母親からの連絡を受けて市が3日後に調査を始めるまで、男性職員は名乗り出ませんでした。
男性職員は当時、タバコを吸うために無断で外出していて、同じ行為を事故のおよそ1年前から繰り返していたということです。
示談が成立したというものの、「ひき逃げ」をした職員に対して出された市の処分は「停職4ヶ月」でした。
【上下水道局の会見より】
「やった行為は許される行為ではないというところと、勤務時間中に公用車で無断で出たという事は重いものであるとは認識しているが、免職までの事案という形ではございません…」
またこのほかに、198ヵ月(16年半)もの間、家賃を補助する手当ておよそ260万円を不正に受け取っていた職員など3人が処分されました。
↧