漁業実習のため、40日間の航海に出ていた兵庫県香美町の高校生らが、神戸の港に無事戻りました。
女子生徒の参加は11年ぶりです。
22日、神戸港では40日間の航海を終えた実習生を学校関係者らが出迎えました。
兵庫県立香住高校が行っている漁業実習は、生徒10人が船に乗り込み、11年ぶりに女子生徒も2人参加しました。
船は先月、兵庫県香美町から出発し、北太平洋でマグロのはえ縄漁業の実習を行いました。
次々と発生した台風で荒れ狂う海の中、生徒たちはマグロの血抜きや釣り糸の準備などをやり遂げました。
【香住高校2年 池田悠季さん】
「女だからと男子生徒に言われたりしたので、つらかったけど、メンタル面でも少しは強くなれたかな」
マグロは早速、生徒が販売し、店は大勢の人で賑わいました。
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