大きな賽銭箱に一円玉を投げ、当たった音が大きい程先祖の供養になるという珍しい「投げ銭供養」が、徳島県のお寺で行われています。
この「投げ銭供養」は、徳島県美波町に伝わる先祖供養の行事です。
毎年、１１の真言宗のお寺が持ち回りで行い、今年は龍宝寺で営まれています。
供養に訪れた家族が、戸板で作られた大きな賽銭箱をめがけて、一円玉を投げつけて、その賽銭の弾ける音が大きい程、先祖の供養になると言われています。
２２日は、戦没英霊供養の賽銭が一斉に投げられた後、過去帳から戒名が読みあげられ、家族の投げた賽銭の大きな音が境内に響いていました。
この投げ銭供養は、２４日の昼頃まで続けられます。
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