大阪市内にある築50年以上の長屋が、倒壊の危険性が高いとして、市は行政代執行により、強制的に解体を始めました。
25日午前9時、大阪市は城東区にある木造二階建ての長屋を、道路や線路上に倒れる恐れがあるとして、行政代執行による解体作業を行いました。
この長屋は、隣の家にもたれかかるように建っていて、「屋根や瓦が落ちてきそうで危ない」等と、近所の人から大阪市に通報が相次いでいました。
市はこれまで、所有者の女性に対して指導を行ってきましたが、改善がみられなかったということです。
【長屋の裏側に住む人】
「裏にようけ落ちてる。瓦とか。これですっきりするね。もたれかからなくなるし」
大阪市によりますと、解体にかかる約400万円の費用は所有者に請求されるということです。
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