どうも疲れが取れないという方。
ちょっと変わった場所で癒してもらうのはいかがでしょうか。
映し出された星の下でぐっすり眠る『プラ“寝た”リウム』というイベントが、兵庫県で開かれました。
プラネタリウム。
そこは、満天の星空に包まれる場所。
ですが…。
【記者】
「兵庫県明石市にあるこちらのプラネタリウムでは、少し変わったイベントが行われます」
会場を見回すと…。
【明石市立天文科学館・鈴木康史 学芸員】
「寝るためのプラネタリウムっていうのをやってもいいのかなって」
その名も『プラ“寝た”リウム』。
明石市立天文科学館では、ここで熟睡して日ごろの疲れを癒してもらおうと、2年前から「勤労感謝の日」にこのイベントを行っています。
今年は、音楽家・岡野弘幹さんの幻想的な音楽が、星空を楽しむ人を眠りの世界へと誘います。
世の中には、「癒し」を求める人が多いのでしょうか。
会場には大勢の人が集まりました。
【解説】
「こうして、昔の人たちが見上げていた星空を、今の私たちも同じように見上げています」
「太陽がだんだんと東の空の高いところに上ってきたこの辺りで、今回の『熟睡プラ寝たリウム』は終わりにしたいと思います」
70分間の”癒しの時間”が終わりました。
【参加した人】
(抱き枕を持っていた女性)
「普段こんなにゆっくり過ごす時間がなかなかないので、気持ち良く過ごせました」
(男性)
「音楽も素晴らしかったので、寝るのがもったいないという感じで頑張っていました」
(男性)
「「起きていた」ということにしておきます。(いびきは)かいていません」
ぐっすり眠れた人には「熟睡証明書」が、眠らずに楽しんだという人には完全におきていた証「完徹証明書」が渡されます。
この『プラ“寝た”リウム』。
全国で広がりを見せているということです。
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