北朝鮮への経済制裁として輸出が禁止されているパソコンを不正に輸出したとして、大阪府警などは東京の眼鏡輸入業者らを逮捕しました。
外国為替法違反などの疑いで逮捕されたのは東京の眼鏡輸入販売業「グラスガレージ」の森野馨容疑者（４４）ら３人です。
調べによりますと森野容疑者らは２０１０年７月に中国経由で、同年１２月に韓国と中国を二重に経由する形で２回にわたり、中古パソコン７１０台・約８２０万円相当を北朝鮮に不正に輸出した疑いがもたれています。
北朝鮮への輸出については２００９年６月から経済制裁の一環であらゆる物品について事実上、全面禁止となっています。
調べに対し森野容疑者らは「パソコンは送ったが北朝鮮に行ったかは分からない」と容疑を否認しています。
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