阪神淡路大震災から17年を迎えるのを前に、神戸では震災で親を亡くした子どもたちが集まり追悼式が行われました。
神戸市東灘区の「レインボーハウス」には、震災で親を亡くした人やその家族ら約100人が集まりました。
式典では、17年が経ち大人になった遺児たちが親への手紙を読みました。
【母を亡くした福井友利さん(21)】
「お母さんは震災の後1回だけ夢に出てきてくれたよね。それは、お母さんが生きて帰ってきたという夢でした。本当に生きて帰ってくれたらいいのにと思います」
【母を亡くした中埜翔太さん(20)】
「僕は二十歳になりました。とても長いようでとても短い感じがします。周りにたくさんの人がいてくれたおかげで寂しくはありませんでした。今は無事に大学に通うことができています」
この場所で仲間と出会い成長してきた子どもたち。
東日本大震災があった今、誰かを支える存在になろうとしています。
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