14日大阪市中央区の病院では放射能汚染の疑いがある患者の受け入れを想定した救急訓練が行われました。
【アナウンス】
「ただいま大きな地震が発生しました」
中央区にある大阪医療センターで行われた訓練には救急隊や医師などおよそ600人が参加しました。
訓練は放射能物質を積んだトラックが事故を起こし、放射能汚染が疑われる負傷者が出たという想定で行われました。
【隊員】
「今から線量を測っていきます」
医師たちは運ばれてきた負傷者の放射線量を測定し、汚染された部分の除染を行っていきます。
また、事故現場に居合わせた人が放射能汚染を心配して病院を訪れるというケースも想定され、医師たちは一人一人の線量を測定していました。
【大阪医療センター救命救急センター診療・定光大海部長】
「ここは二次被爆医療施設で放射線災害に対応する医療機関ですので、そういう傷病者が発生したときの対応を訓練しとく必要がある。こういうことをやっていることで本番が起こっても対応できる」
大阪医療センターは今後も継続的に訓練を続けていきたいとしています。
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