京都市東山区の三十三間堂では、「通し矢」の名で知られる弓の射初めが行われ、晴れ着姿の新成人らが腕前を披露しました。
「通し矢」は江戸時代に武士たちが三十三間堂の軒下で、一昼夜に渡り矢を射通し、的に当たった数を競ったことが始まりとされ、毎年この時期に行われています。
新成人たちは振り袖に袴の晴れ着姿で、60メートル先の的に向けて次々と矢を放ち、日頃鍛えた腕前を披露しました。
大勢の見物客が見守るなか、新成人たちは振袖にたすきをしめ、真剣な眼差しで成人の誓いを新たにしていました。
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