大阪市はシステムの設定ミスが原因で、医療費の助成などで過去2年間に、約1800万円の誤りがあったと発表しました。
大阪市によりますと、2009年6月から2011年8月にかけて、税務事務のシステム設定に誤りがありました。このため、障がいを持った人への医療費や児童扶養手当など、約370万円が支払われていませんでした。一方で、手当の払いすぎや本来必要な医療費などを徴収していなかった事案も、計約1450万円あることが分かりました。大阪市は「システムを変えたつもりはない所でしたので、影響がないと思い込んでチェックを怠ったため、こういうことになってしまって申し訳ないと思います」と話しています。大阪市は今後、未払い分の医療費の支給などを進めていくということです。
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