ＩＡＥＡ・国際原子力機関の調査団が福井県にある関西電力大飯原子力発電所を訪れ、原発再稼働の前提となっているストレステストを検証しました。
大飯原発を訪れたＩＡＥＡの調査団は関西電力に対し「どのような改善が行われているか実際に確認したい」と述べ、視察を始めました。関西電力が示したストレステストの評価結果について国の原子力安全・保安院は先週、「妥当」とする判断を示しました。調査団は国の評価が適切かどうかを判断するため、非常用発電装置の起動訓練などを確認しました。
【ＩＡＥＡ ジェームズ・ライオンズ原子力施設安全部長】
「いろいろな施設を見て、安全を守る上で設備などがどのように機能し、貢献するか確認できた」。
国は調査団の視察結果などを踏まえて運転再開に向けた報告書を取りまとめることにしています。
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