Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

マルチ商法の人脈で勧誘か 「毒素吸う貼り薬」詐欺事件

「毒素を吸う貼り薬」をめぐる投資詐欺事件で逮捕された女が、自分が会員だったマルチ商法の人脈を使って投資話を持ち掛けていた疑いがあることがわかりました。 大阪市浪速区の無職、田中公子容疑者(69)は、「毒素を吸い取る貼り薬へ投資すれば配当が受けられる」などと持ち掛け、知人から約100万円をだまし取った疑いがもたれています。 田中容疑者は当時、ダイエット食品などを扱うマルチ商法の会員で、このネットワークを利用して他の会員らに嘘の投資話を持ち掛けていた疑いがあることがわかりました。 【マルチ商法元会員で貼り薬詐欺の被害者】 「(田中容疑者は)ネットワークビジネスの“アップ”(上位会員)だった。アップだったので仲良くしておいた方がいいだろうと」 田中容疑者はおととし5月まで出資金を集め続け、同年12月に1億8000万円の負債を抱えて自己破産しました。 【田中容疑者(被害者が録音したテープ)】 「弁護士に言わせると自己破産が一番楽だが、自分の中ではそれはできない。(占い師に)見てもらったら、『本当にあなたどん底ですね。後は上がるしかないから大丈夫』と言われたので、それを励みに頑張っている」 田中容疑者は「金は預かっただけ」と容疑を否認していますが、警察は、約40人から1億円以上を集めたとみて追及する方針です。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

Trending Articles