7日和歌山県串本町では最高気温が18度を記録し、4月上旬並みの暖かさとなりました。
一方、近畿北部では、再び寒波がくるのを前に、一斉に雪下ろしが行われました。
本州最南端に位置する串本町では、温かく湿った南風の影響で7日朝の最高気温は18度を記録し、先週の寒さから一転して4月上旬並みの暖かさとなりました。
【街の人】
「今日は暖かい」
「昨日まで寒かったから、ぬっくいですね」
しかし、この暖かさも束の間、寒波は再び近づいています。
1日の最高気温が5度となった兵庫県香美町の小代地区では、先週、最大で2メートルの積雪を観測し今も1メートルを超える雪が残っています。
7日夜から再びやってくる寒波に備え、住民たちは一斉に雪下ろしを行いました。
この地区では、朝から国道を通行止めにしていて、およそ100軒の住宅や店の屋根から大量の雪が落とされていきました。
【住民】
「一斉にみんなが屋根に登って全部とらんと、とても一人や2人では間に合わない」
「また雪が降りそうなので、心配です」
近畿北部では、8日から大雪が予想されていて、引き続き雪崩などに十分な注意が必要です。
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