大阪市阿倍野区で、ネパール人の男性を殺害した疑いで逮捕された男女が、「暴行のあと、財布から現金を奪った」と話していることがわかりました。
この事件は、殺人の罪で起訴された白石大樹被告(21)ら2人が伊江弘昌容疑者(21)と共謀して、先月16日に阿倍野区でネパール人のビシュヌ・プラサド・ダマラさん(42)を暴行し殺害したとされるものです。
白石被告らは暴行の事実は認めていますが、ダマラさんへの殺意は否認しています。
事件後、近くのマンションのゴミ置き場でダマラさんの財布が見つかり、外国の紙幣が散乱していました。
日本円がなかったことから警察が追及したところ、白石被告らが「ダマラさんを暴行したあと、財布を持ち去り現金を奪った」と供述していたことが新たにわかりました。
警察は白石被告らの供述の裏付けを進めています。
↧