去年9月の台風12号でできた奈良県の土砂崩れダム2ヵ所について、警戒区域が解除されました。
これにより、豪雨水害に伴う警戒区域はなくなりました。
8日に解除された警戒区域は、五條市大塔町赤谷地区と十津川村長殿地区にできた土砂崩れダム周辺の4つの地区です。
この地域ではダム決壊の恐れから立ち入りが禁止され、あわせて18人の住人が仮設住宅などでの生活を余儀なくされてきました。
その後、国による工事の結果安全宣言が出され、8日午前8時半に警戒区域が解除されました。
【奈良県・荒井正吾知事】
「迅速な手当てだったと思う。雨が続く際には、今後も警戒が必要」
これで、土砂崩れダムに伴う警戒区域は全て解除されました。
↧